現行アルト(HA36)で一番困るのが座面の高さです。
これは全グレード共通のようで、あのワークスでさえも、レカロ標準なのにシートレールを変えないと高すぎるらしいです。
Fなんて、もうチルトステアもシートリフターもないので、シートの前後位置で何とかするしかありません。
もしくは、シートを変えるしかないんですが、以下の理由であまりやりたくない。
1.費用の問題。どうしようもないくらいお金かかる。
2.シートヒーターが使えなくなるのはもったいない
3.全体的にシートの色を変えたい
ということで、結論は「アンコ抜き+シートカバー」ということになりました。
アンコ抜きの手順は行き当たりばったりでしたが、大体こんな感じ。
ホームセンターでT40のトルクスビットを買ってくる。
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ラチェットにトルクスビットを取り付け、シートレールの4か所のトルクスねじを外す。
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床からつながっているシートベルト警告等+シートヒーターの配線カプラを外す。
カプラは2個ありますが、床から伸びてる線を外すだけでOK。
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周りを傷つけないようにそっと外に運び出す。
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布地は端にプラスチックのプレート上のものが接着されており、それがシート台座の爪に引っ掛けてあります。
ちょっと布地を引っ張れば、爪を外すことができます。
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ここで気づくのですが、布地は座面のスポンジに接着されています。
スポンジがへたっても布地が浮かないようにしてあるんでしょうか。
覚悟を決めて、ペリペリ剥がしていきます。
一気に剥がすと布地が破れそうなので、少しづつやった方がいいかもしれません。
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剥がし終わったら、あとは一般的なアンコ抜きの要領でカッターを使って割いていきます。
一回カッターで割いたら、そのあとの微調整はカッターでは難しいので、毟りました。
今回は最終的に4cmくらい下げました。
腿のあたる最前面部分は薄目なので、慎重にやった方がいいです。
毟ってたらなんと向こうが見えてしまったので、そこで終了しました。
結果、感想。
乗っててもいまいち違いがわからないが、乗り降りがつらくなった!
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その後、シートカバーを注文。
シートカバーの有名どころはクラッツィオだと思います。
クラッツィオはカー用品店にいくとサンプルがあるので、質感がわかりやすいです。
オートウェアのエコノミーは質感が良くも悪くも工業製品っぽい。
これは完全に好みですが、自分的には革っぽさより固めのオートウェアで良かったようです。
あとは生地の薄さ。せっかくアンコ抜きしたので、あまり厚い生地のものは避けたかった。
取り付ける前に、100円ショップなどでニトリル手袋を買っておくと作業が捗ります。
エコノミーの場合、縫製がパイピングなのがあまりよろしくないらしいですが、パイピングの溝に赤いモールを差し込んでみたら、超カッコイイ!
なんか写真が横でアップロードされる・・・
インテリアが黒で統一され、差し色としてボディカラーの赤が入り、いい感じに仕上がりました。
今回使用したモールはこれです。
満足度の高いドレスアップとなりました。
[1回]
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- 2016/02/16(火) 00:11:39|
- 日常|
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